アメリカ

外資系・海外で働く女性の特徴7選♪

 私はこれまで、米系航空会社で働いた後、アトランタにある日本総領事館勤務、それから大学院を経て、日本にある米国大使館に勤務、その後、ロサンゼルスの日本総領事館で勤務していました。外資系勤務や海外勤務を経て、自分や自分の周りの人の特徴を紹介します♪

①自分の意見を持つことが必須だと知っている。

外国企業、または外国で実際に社会人生活をしていると、自分の意見を言うこと、せめて持つことが大切だと言うことが身につきます。

自分の意見を言わないということは異論がないということと取られます。

アメリカ大使館では、「意見があったら提案すること」は大前提で採用されていました。言われたことをこなすだけであれば、たとえそれが早くて正確だとしても評価はされにくいです。

控えめが美徳とされている日本の文化は素晴らしいと思うのですが、アメリカでは自分はこう思っているという考えが必要とされます。

大和撫子というのは日本人女性の清楚で控えめな美しさを表す言葉として古くから(恐らくは「大和」時代から)使われていますが、令和になった今、それだけでは足りないと思っております。

女性も社会進出をしだし、結婚しても共働きが多い、現代に合った「令和時代の大和撫子」とはどういった女性なのか。

それは、自分の意見を心の中には必ず持っていて、必要であればそれを謙虚な心を持って示し、そして他人と意見が分かれても、他人の意見をリスペクトする。そのような凛とした態度ができたら、世界の中でも日本人女性はかっこいい存在になると思います。

②パフォーマンスが全てだと言うことをわかっている。

長い時間仕事をすれば評価されるということはなく、いかに時間内に結果を出せるかが大切です。なので年功序列という考え方は一切ないです。若くても昇進、年齢が上でも解雇、なんてことはよくあります。目に見えて評価されるので仕事のやる気も上がります。

ただ、頑張りすぎてしまう傾向もあると思います。

パフォーマンスが全てなので、上司より早く出勤しないと、とか、遅くまでいて頑張っているアピールをしようとか、考えません。勤務成績というか仕事内容以外でのことにエネルギーを注ぎません。

③褒めることがうまくなる

アメリカ人は褒め上手が多いです。知らない人でもちょっとした隙間があれば「そのドレス、キュート!!」と褒めてくれます。

その中にいると、自分も自然に言えるようになりました。それがとて下心があるように感じさせないコツは、本当にそう思うところを探すことです。今日はなんか明るいね、いいことあった?でも良いと思います。

そういう一言って、1日をいい日と印象づけるなと思い、引き続きするようにしています。そうすると、人の良いところが自然と目につくようになります。友人との待ち合わせで来ていた服をで可愛いところを褒めたり、選んだメニューをセンスいいねと褒めたり、会話の中でなるほど!と思うことを言われたら、それは私には思いつかない、さすがです、と褒めたりします。

褒めることは媚びるのではなく、会話を円滑にするので武器となります。どんどん使っていきましょう!

④アメリカはポジションで雇われることが多いので何部署に異動ということがない。

基本的にアメリカの企業は総合職と呼ばれるような雇い方をしません。ジェネラリストよりスペシャリスト育成に重点があるので、違う仕事をしたければ転職をするしかないということです。例えば、前の職場で「広報」というポジションで雇われたのですが、自分から動かない限り定年まで広報です。

なので、どんな仕事をしていても「その道のプロ」意識が養成されます。

⑤受け身ではなく、挑戦を恐れない

自分の意見を言うことの大切さにも繋がっているのですが、海外生活をした人は、自分から欲しいものを得る意思を見せたり、自分の意思を行動に移さないとそれが手に入らないことを知っているので、いい意味で貪欲になります。

受け身の体制でいないということで、チャンスは逃さないように、必要な時には挑戦してみる用意がいつでもできている人が多いように思います。

見方によっては目立ちたがりのように見える可能性もありますが、自分の願望を表現することと、押し付けることは違います。素敵だな、と思う人をその視点から見てみてください。

⑥英語が混ざった日本語を話すようになる

普段英語を使いながら日本語環境で生活をしていると、日本語に英語が混ざる現象がよくあります。一昔前にタレントのルー大柴さんが話していたようなイメージ(ルー語)です。例えば、「シックリーブ(Sick Leave:病欠)のフォーム、サブミットした?」のようになったりします。

⑦日本語が遅く聞こえる

英語の早さに慣れていると、日本語が遅く聞こえる事があるように思います。特にコロナ禍はオンラインイベントが多かったので、日本語のイベントが遅くてじれったいように感じました。

おそらく、英語は母国語じゃないので、どんな速さでも聞き取るのに耳は少なからず緊張しているのと、根本的に英語の方がスピードが速いんだと思います。

ただ日本語がゆっくりなのは上品な言語ということだと思うので、英語につられて日本語も速くならないようにしなくてはいけないな、と思います。